Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

『岩合光昭 写真展 〜ねこ〜』in札幌三越2011。

<2011年3月2(水)writing>


先週、札幌三越に行って来ました。


目的は、札幌三越は本館10階の特別会場で行われている岩合光昭(いわごう みつあき) 写真展 〜ねこ〜』を見に行くためでした。



期間2011年2月23日〜2011年3月6日です。


また、2月28日まででしたが「猫ちゃん写真大募集」という事で、Lサイズにプリントした猫の写真を持参すると、チケットが1枚分もらえる!というお得な企画もありました。

この「猫ちゃん写真大募集」の写真は展示されるようで、すでに沢山の写真が貼り出されていました。



これを見ているだけでも楽しめました。


うちの猫「ゆき」も(↓おおまかにこんなかんじの↓)

あのあと貼り出されているのかな。どきどき。


早速、うちの猫「ゆき」の写真と、以前、家に住み着いた子の写真を持参しました。

ですので入場チケット2枚分が無料でゲットできました。
入場料は一般・高校生以上で500円(中学生以下無料)なので、2枚分で1,000円のお得でした。


かわいいチケット(注※チケットに本物の猫は付きません)


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10階でチーンとエレベーターの扉が開くと、早速「猫グッズ」の特設販売所が目に飛び込んできました。


ストラップやタオルハンカチ、クリアファイル、「ふせん」や一筆箋など、1,000円前後のお得なものから、
皮製品などのウン万円クラスの品まで、どの品も「猫」があしらわれています。

なかなか猫グッズを日常、一箇所で見られる機会がないものですから、テンションが上がりました。
あら〜っ!あらぁ!と、一緒に行った母と興奮気味に。


開店時刻とほぼ同時に行ったのですが、時間が経つにつれてお客さんもどんどん増えてきました。
お昼頃には結構な混雑状態でした。

また同時に「かわいいね〜」「あら〜」など、猫好きさんたちが作品に魅了されている様子でした。

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一方で、商品の値段は全体的に高めかな?という印象を個人的には持ちました。
同時に、実際「高いね〜」というお客さんの声も聞こえてきたのも事実です。

と言いますのも、商品は大量生産が難しいであろう手の込んだものだったり、ひとつひとつが手作りだったり、
という事から、自然な結果だと思いますし、文句はないです。


また、それら商品の横には、

こうしたお店の紹介が書かれてある名刺サイズの紙が置かれていたりも。


今回の猫グッズ特設販売のように、こういうところに作品を出せるようになるには、どのような努力が必要なのだろう。


自身の特質したものを見つけ出し、
それを突き詰めて作品とし、
何よりそれを人に見てもらうコミュ力を持ち、
なおかつ努力をする。


想像もつかないほどの苦労も山ほどあるでしょうが、とても尊敬する世界です。

実際に作品を見て、素人にはとうてい敵わない世界だと痛感しましたが。

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猫グッズで興奮するのもさておき、本題の写真展へ。

基本は、猫の写真を飾ってるだけだろうと思っていましたし、実際そうだったのですが。

大きく引き伸ばされてパネル状に展示されている数々の猫の素顔には、思いのほか魅力的で、感動しました


猫は一見、クールな印象もありがちですが、顔ひとつとっても表情豊かだなあとしみじみ実感しましたし、
足の先からしっぽの先まで全てが表情だな…とも感じました。


写真という四角い枠の中に、猫が一匹でも入り込んでいるだけで、その一枚に物語を感じられるような魅力がありました。


人の生活の中に自然と猫が溶け込んでいる風景も印象的でした。

宮城県は田代島の写真もありましたが、いい意味で、媚びず枯淡な猫と人との関係を写し出していました。

ネコとヒトとのいい距離感。

こういう景色はこの先も残っていって欲しいなと思いました。


今回の写真展に使われている言葉
「この星にねこがいる幸せ」
にも、しみじみぐっと来ました。


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そしてこの写真展を見ている方たちに、眉間にシワをよせていたり、難しい顔をしていたりする人が居なかったです。

いくら口で「好き」だと言っても、顔や行動で本当に好きかどうかわかるものだなあと、しみじみ感じました。


みんなやわらかくて、ほころんでいて、笑顔が多かったです。

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写真展を見終わってから、猫が触りたくて触りたくてうずうずしてしまいました。

帰宅後、うちの猫モフりすぎ、嫌がられる

私こそ猫との距離感を大事にしろい。

行って良かった、とても良かった岩合光昭 写真展 〜ねこ〜』でした。


また8月には岩合光昭 写真展 〜いぬ〜』も開催予定よようです。


長々書いてしまいましたが、最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。