Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

お注射しまぁす。

4月ですね。

 じわじわと遅く、そしてかつ、早いものです。
 時の流れは。


 札幌の積雪も0となり、人や車が通る道は、すっかりアスファルトが顔を出しました。
 横断歩道や道路の中央線、停止線などの白いラインも、長い間雪に埋もれてすっかり薄くなりました。
 この季節になると一斉に、これらの薄くなったラインを新たに引き直す作業が、あちこちで見られるようになります。



 そして、はゆき家ではこの時期になると、家の猫「ゆき」宛に一通のハガキが届きます。
 タイトルで、すでにお解かりかも知れませんね。


 予防接種のお知らせハガキでございます。
 ゆきもハガキの意味を知ってなのか、むっつり顔をしています。
 …いえ、寝ている所を起こされたせいでしょうが…。ゆきちゃんごめんね。


 今までは毎年、大体3月中旬に予防接種を受けていたのですが、この時期は雪解け真っ只中
 シャーベット上のザクザク雪と、大きな水溜りのピーク時期です。
 そんな足元の中、ゆきを入れたキャリーケースを右手・左手と持ち変えながら、病院まで20分ほどの徒歩が、甘いながらも大変でした。
 「去年の予防接種から一年経ちましたので、大体この辺りに来てくださいな」
 という事で、「この日に必ず来なさい」という訳ではないので、毎年ちょっとずつ、一週間くらいずつ遅く行くようにしていました。
 そして今年は4月中旬となり、丁度いい頃合となりました。
 雪も無く、足場も助かりそうです。
 しかも、通っていた動物病院が移転して、少しだけ近くなりました。
 自分だけの都合ではありますが、ますます助かります。



 ゆきの診察手帳です。


 有難い事に大病なく、ワクチン接種のみの通院が殆どです。



 動物にとって病院とは、「突然連れて行かれてしまう得体の知れない場所」…という所でしょうか。
 心苦しい中、それでも病院に連れて行かねばならなく、無事に帰宅するまでの過程で、猫の行動や動揺も、猫それぞれかと思います。
 キャリーケースを見るだけで「あそこ(病院)に行く」と思うのか、中に入りたがらない賢い子も居るようですね。

 家の「ゆき」はと言いますと…ケースを見せると逃げるどころか、自ら中に入ってしまいます。
 ケースへの恐怖感は持っていないようです。何度行っても解っていないな。あの子は。
 病院内ではやはり、とても怯え、緊張の顔をしているのが解ります。
 体も緊張でカチコチになります。
 ただ、怒ったり暴れたりする事はなく、お注射をする時も暴れず、「痛い」とも言いません。
 「あら〜、ゆきちゃん、いい子だねぇ。エリザベスカラーも付けないで注射できるのね。
 注射する時に、ウギャ〜!って暴れる子も沢山居るんですよ。」
 と、病院の方に言って頂けます。
 痛いのを我慢しているというよりは、とにかく緊張でそれどころではない…という風にも見えますが。
 猫だけに猫かぶりめ…と、普段の姿と病院内での違いによく思うものです。
 「猫かぶり」とはよく言ったものです。

 動物病院と言えば、色んな来院者さんとも会う事が出来ます。
 この時期は狂犬病予防接種の時期が重なり、この時期はワンちゃんが多いです。
 他の来院者さんのキャリーケースを、ついつい覗きたくなってしまいますね。
 猫ちゃん同士だと、ついついお互いがお互いの猫ちゃんを見合って微笑んだり、会話を交わしたりしてしまいます。
 動物好き同士の、そんなささやかなご縁も素敵だったりもしますね。

 そんな予防接種、今年も今月18日辺りに病院に行こうと思います。
 病院から帰ったら、ゆきに「がんばったね」のご褒美をあげようと思います。

 『チャオ』さんの「焼きかつお・焼きささみ」シリーズです。
 パッケージを見ただけで、目の色が変わるくらい、このシリーズは、ゆきの大好物です。
 病院に行くまでに、爪を切り、お風呂に入れないと…。


 ワクチン接種以外に、病気で獣医さんにお世話になる事のないように、今年一年も元気に暮らして欲しいものです。
 それは、ご家族の中に動物が居る方全ての願いですね。


 最後まで読んで下さった方が居りましたら、感謝申し上げます。
 どうもありがとうございました。