Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

余市でぶどう狩り。

10月の上旬
 風邪もようやく回復傾向にあった10月最初の週。

 余市をうろうろして参りました。


 場所で言いますと、こちら北海道くん。

 解りづらいですが、ポッチが札幌余市です。
 中間には小樽があります。


 余市と聞きますと…、
・宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地
ニッカウヰスキー
・よいちワイン
・そして余市郡の仁木町(にきちょう)では、美味しい果物がまんさい!

 おそらく北海道の方にはそんなイメージを持たれているであろう場所かと思われます。
 りんごの実を日本で初めて実らせた=「日本のりんごのふるさと」も、余市なのだそうです。



 ちなみに、
 札幌市内のスーパーでも売っているりんごのほっぺというりんご100%ジュースがあるのですが、こちらも「JAよいち」さんが作った、余市のりんごジュースです。
 「透き通っていないタイプ」のりんごジュース。
 高いんだけども、美味しいったらないです。
 はゆき家では、ごく稀に頂いた時にしか飲めない高級品です(笑)。



 という訳で、大地と太陽の恵みを受けた果物を頂こうと、私もこの果物まんさい町に行って参りました。
 季節により、いちごさくらんプラムブルーベリープルーンなど。
 そして秋は、りんご、そしてぶどう狩りが楽しめる町です。
 気候などにより、時期がずれたりする事もあると思いますが、10月上旬は、ぶどう狩りがばっちりできました。


 あちこちにある観光農園に目移りしつつ、どこに入っていいのやらと迷いましたが、
 知り合いがたまたま先日行ってきたと教えてくれた仁木町さくらんぼ山」に行く事にしました。
http://www.sakuranboyama.net/
(リンクフリーでした為、さくらんぼ山」さんのトップページを掲載させて頂きました。予定のある方は参考の一つにいかがでしょうか。)
 名前はさくらんぼ山」ですが、季節により、ぶどうをはじめ、他の果物狩りも出来ます。




 「ぶどう狩り」の入園料は大人735円。
 他に、りんご狩りもセットで大人840円ではあったのですが、私達はぶどう狩りだけにしました。

 ・園内は食べ放題。入園料でいくらでも食べてOKです。
 ・お持ち帰りしたい、という場合は別途料金が必要です。
 ・園内では荷物は持ち歩いてはいけないようです。(うるさくは言われませんでしたが)、基本は貴重品のみだけ持ち歩きましょう。
 ・実っているぶどうは、木にくっついたまま、つまんで食べるのではなく、そして、房の途中から切ったりはしないで、根元から1房をちゃんとハサミで切って採ってくださいな。

 など、おばちゃんからの説明を受けました。
 余市のどこの観光農園でも大体は、同じ様な内容・価格のようです。
 そして入園券とレンタルハサミをゲット。
 

 そんな説明をおばちゃんから頂いている間にも、すでに周囲からは、甘いぶどうの香りが漂っていました。

 背丈ぎりぎりのぶどう棚には、むちむちまんまるい果実をくっつけたぶどうがいっぱい。


 まんさいぶどうに早速興奮してしまいました。



 まずは「キャンベルス」という品種で、黒いぶどうから頂いてみる事にしました。

 酸味と甘みがばっちりバランス。
 そんな中でもやや甘み勝ちで美味しかったです。
 「ザ・ぶどう!」というような味のように感じました。


 次は緑のぶどう2種類。
 こちらがポートランドだっただろうか…。
 マスカットのように緑色のぶどうですが、熟してやや黄色(茶色?)がかっているぶどうでした。
 皮が柔らかく、酸味がとても少なくて、あま〜い。
 個人的には、これが一番好きでした。


 こっちが「ナイヤガラ」でしたかな…。  ぶどうだけの写真を撮るのを忘れておったので、先日スーパーで買ってあったもの。

 こちらも緑のぶどうです。
 見た目どちらも変らないように見えますが、実物を見ますと、こちらの方が緑色が鮮やかでした。
 皮がしっかりしており、酸味もバランスよくありました。



 「いくら園内食べ放題とは言え、思う程たくさんは食べられないだろう」
 「ひと房でお腹いっぱいになるだろう」
 そう思いつつ園内に入りましたが、
 「あ…あまい!おいしい!」
 「あまーい。甘いなぁ。美味しいなぁ。あまいっ。うん。うん。あまーい」
 口から出る言葉はこんなのばかりで、結構食べちゃいました。
 大きな房は避けたものの、4〜5房は食べてしまいました(笑)。



 特別「ぶどうが大好物!」という訳でもなく、お家にあっても率先して食べる事もなく。
 はゆき家のお庭にも、ブランド種ではないものの、ぶどうがいっぱい実るので尚更。
 本来ならば、「いちご狩り」や「さくらん狩り」の季節に行けば良かったなと、当初はぶどうに失礼な事を思ってしまっていたのですが…。

 秋の爽やかな空気と太陽、そしてみずみずしい香りと、雨風に耐え見事に実を実らせたぶどう達に囲まれながら頂く果実の味。

 そして、農園の方が丹精(たんせい)を込めた結果を感じる事も出来、今まで食べたぶどうの中では一番の絶品美味と感じられました。


 全く同じぶどうであっても、お家で食べるよりも、園内で食べると気持ちのスパイスがプラスされて、とても美味しく感じてしまうのもある気がします。
 実際この時期、札幌市内のスーパー等で売っている上記品種のぶどうは、殆どが仁木産なので、普通に家でも食べていたはずです。



 ぶどう狩り自体は、せいぜい30分〜1時間くらいでお腹も気分も満足するでしょうから、「のんびりゆったり」という目的には向かない印象を持ちましたが、まさに実りの秋にぴったりで、ご家族連れにもデートにも良い「果物狩り」だなと感じました。


 手を洗う水道もあり、最後に手を洗う事は出来ましたが、ウェットティッシュやおしぼりなど持ち歩いた方が良いかも知れません。

 私の時は大丈夫でしたが、この時期特にハチさんも出てくる頃ですので、黒っぽい服装は避けた方が良いという情報もありました。
 香水なども避けた方が良いかも知れませんな。
 あと女性の皆様は、サンダルやヒールは避けた方がよさげです。
 どうしても履きたかったら、別に持参して履き替えてみましょうか。時期的にもう履きませんかな。
 私はどっちみち、最初からきったない運動靴でしたが何か…。


 秋の果物狩りも、そろそろシーズン終盤となってきているかも知れませんが…本格的に寒くなる前の外レジャーとして、秋を感じるのはいかかでしょうか。



 長く、画像も多くて、負担やストレスが掛かるブログで申し訳ございません。
 もし、ここまで辛抱強くお相手して下さった方には、心から感謝申し上げます。
 最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました。