Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

手作りマカロン。樹脂粘土。

<2008年11月30日writing>

 以前より作ってみたかった「マカロン」、
 初めてチャレンジしてみました。
 タイトルにもあります通り、卵白などでは作らず、樹脂粘土で作る、マカロンです。

 ねんどでございます。
 たべられませぬ。


 私は、粘土作りについて、知識ゼロの素人ですが、
 あらゆる情報を調べ、観て、自分なりに、初挑戦してみました。
 専門的な用具など使わず、主に家庭にあるものや、100円ショップで揃えたもので作っております。

 まわりくどく、画像も非常に多く、長々と作り方を書いてみましたが、
 同じような立場の方で、作ってみたい方の、ほんのひとかけらでも、参考になれば…と願っております。


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 私が私用した樹脂粘土は、100円ショップ『ダイソー』の「オーブンねんど」という商品です。

 白を多く使います。
 ネイルチップのパーツ作りにも、大変重宝しており、切らさないようにしています。

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(2012年9月 追記)
最近ずっと、このオーブンねんどをダイソーで見ていないです。
この日記は2008年に書いたものですので、ねんどに限らず、こちらの商品は現在ダイソーにない場合がございます。

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 今回は、ネイルチップのパーツよりは大きいですが、それでも1円玉程度のサイズのマカロンを作ってみました。

 それでは以下より、作り方とします。

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【作りかた】

1・粘土を着色します。
白の「オーブンねんど」に、お好みの色を混ぜます。
今回、ピンクのマカロンを作りたかったので、の「オーブンねんど」をほんの少量混ぜました。
アクリル絵の具で着色しても構いません。

ちぎってはコネコネし、コネコネしてはちぎり、
まんべんなく、ムラなく混ざりきるまで手間がかかりますが、丁寧に、頑張りましょう。


ムラのない、好みの色に仕上がりました。
※まだ一度しか作っていないので何とも言えませんが、少し薄めに着色した方が良い気がしました。

2・型に詰めます。
今回私が使用した型は、お家にあった、このオモチャのボールです。


直径2センチくらいです。
中は空洞です。
柔らかい素材なので、ハサミで切りました。


小さい計量スプーンのようなものがあれば、それでも良さそうですが、
このオモチャのボールは柔らかいので、結果、生地を取り出しやすかった気がします。
あなたのお家にあるものを、何か探してみるのも手でしょう。

この型の中に、サラダ油を塗ります。


生地を詰めます。

ある程度、詰まったら、ゆっくりゆっくりと取り出します。

帽子のような形になりました。

丸い部分は、潰したりして、お好みの形に整えます。
結果この形にさえなれば、型にこだわらなくて構いません。
一度で成功しようと思わず、何度もチャレンジして、コツをつかみ、慣れましょう。

3・フチ部分を作ります。
フチの部分を、指でつまんで、ちぎります。


さらに爪楊枝を使い、外側にちぎったり。かっちゃいたり。


ちぎってはみ出した部分や、取れたカスをくっつけたり、うめこんだり。指で整えたり。


このようになります。

もう少し上の丸い部分をつぶした方が良かったので、実際には作り直しました。

4・表面のデコボコを作ります。
歯ブラシを、適当に短く切ります。

未使用の使い捨て歯ブラシの方が良いですね。気分的に。なんとなく。

この歯ブラシで、トントン叩いたり、かっちゃいたり、ゴシゴシしたりして、デコボコを作ります。


その後、指ですべらせたり、こすったりして、デコボコを良い塩梅になじませましょう。


なんとなく、マカロンに見えると何よりです。



5・オーブンで焼きます。
完成した生地部分をオーブンで焼いて、固めます。
「オーブンねんど」には「120度で30分」という焼き目安の記載があります。
今回は短めに、120度に余熱して20分焼いてみました。
最初から、上にアルミホイルをかぶせて焼くと、変色を防げます。

6・クリームを作ります。
カロンにはさむクリームを作ります。
白の樹脂粘土をこねて、焼きあがったマカロンのサイズに合うように、薄く伸ばします。


実際に、マカロン生地に挟んでみて、クリームのサイズを整えます。
カロン生地は、すでに焼いたので固くなっています。
ある程度はさんで試しても、生地は型崩れしません。


少量の粘土を再び加えて、よりクリーム感も出します。



クリームの形が整ったら、接着する時の向きなどが解るように、油性ペンなどで印を付けます。


7・クリームを焼き固めます。
120度に余熱して15分焼きました。
上にはアルミホイルをかぶせて焼きました。

クリームも焼きあがり。


8・生地とクリームを接着します。
瞬間接着剤を生地に付けます。
私が使用したのは、同じく100円ショップ『ダイソー』の瞬間接着剤です。


端まで塗ってしまうと、接着剤がはみ出て危険ですから、端は残しておきましょう。


あらかじめ付けておいたマジックの印通りに、クリームを接着します。

力を入れると滑るので、気を付けましょう。

反対側も同じく接着します。



※クリームと生地の間に、多少隙間が空いてしまいました。
生地が焼きあがって、クリーム作りをする前に、サンドペーパーで平らに整えた方が良かったかしら…。



9・仕上げにコーティングします。
ツヤ出しと、汚れ防止の為にコーティングします。

ネイルチップのパーツですと、トップコートなどでコーティングしていたのですが、
トップコートが勿体無かったので、ニスを買ってみました。
こちらです。

また『ダイソー』に100円で売っていたものです。

水っぽかったので、何度も重ね塗りしました。



色を変えたり、クリーム部分をホイップ系にしたり、ストーンをつけたり…色々なパターンも試してみたいですが、
今回は、これでよしとします。

完成です。

クリーム部分あたりをちょっとはみ出させて、穴を空ければ、キーホルダーやストラップとしてもよろしい。

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 あくまで、個人的な作り方ですので、それぞれご自身のしっくりくる方法を見つけて頂くのが何よりです。
 検索して下さる方も多く、嬉しさと恥ずかしさでいっぱいです。
目に留まって頂けたり、ひとかけらでも、参考になるような事がございましたら、嬉しい限りです。


 画像も多く、長い中、最後までお付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。