Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

京極町のふきだし公園。

 <2010年9月30(木)writing>


2010年の9月上旬くらいに、
札幌から車で約2時間ほどの場所にあります「京極町(きょうごくちょう)」という町に行く事が出来ました。

こちら北海道くん。


もう少し拡大してみます。

ぼやけていてすみません。


汚い手書きですみません。
国道230号を走り、温泉地である定山渓を越え、「あげいも」で有名な中山峠も越えて行くと、
羊蹄山(ようていざん)が見えてきます。


羊蹄山」は山脈ではなくぽっかりと整った形でそびえ立つその姿から蝦夷富士(えぞふじ)」とも称される、日本百名山のひとつである美しい山です。



京極町は、その羊蹄山のふもとにある町です。


羊蹄山に降り積もった雪や雨が、何十年もの年数をかけて、ゆっくりじっくりと自然のフィルターでろ過されていき、
湧き出る場所のひとつに、京極町の「ふきだし公園」があります。



百名山に続き、羊蹄のふきだし湧水は「日本の名水百選」に選ばれているようです。

少なくとも札幌なら、スーパーやコンビニなど、どこかしらで『京極の水』なんて、ペットボトルで買う事も出来ますが、それを言っちゃあおしめえよ(寅さん)。

湧き出た「すぐ」を飲むともっと美味しいはず…と、出掛けてみました。



ちょいとした売店もありますが、基本は自然が主です。



カラーマンホールもおしゃれ。







「数十年の年数をかけて地下に浸透し湧き出る」 
なんて聞きますと、ちょろちょろ、せめてさらさら
年月をかけてやっとのこと湧き出た感があるのかと思いきや。

公園内に入っていくと間もなくドザーという、どう考えてもちょろちょろじゃない存在感まんさいの水音がお出迎えします。


ボケるくらいの水の流れ。
ここで流しそうめんをしたら、マッハそうめんだな…。

湧き水というより、まさにふきだし

何でも1日に湧き出すお水の量約8万トンで、1日に約30万人が生活で使えるお水に相当するのだとか…。30万人って…。





平日にも関わらず、人の姿は多かったです。


水面が鏡のようで美しいです。


影もきれいに写ります。

マス(サケ)さんが迷い込んだのか、ちらほら泳いでいました。


この日は30℃近い残暑厳しい日でしたが、この場はとても涼しかったです。

そしてお水もとても冷たい!。

涼を求めるには良い場所ですし、何より美味しいお水が汲み放題ですから、年中問うことなく人気のスポットです。

お水を入れるための容器も販売しています。

1リットル容器200円。
2リットル容器250円。
4リットル容器400円。
10リットル容器750円。
20リットル容器1,000円。
のようです。

私は石山通り沿いにあるコープさっぽろ藤野店内の100円ショップ「キャンドゥ」でボトルを買いました。

漏れないように、ネジで閉められる1・8リットルボトルを2本。

興奮してしまうと視野が狭くなり、周りが見えなくなるのも困ったもので、
早くお水を飲みたくて、目の前にある、ザーザー勢いまんさいの水汲み場で、びちゃびちゃになりながら京極の名水ゲット。

後から、流れの優しい水汲み場所もあったと知り、そちらで汲めば良かったと、びちゃびちゃ後悔先に立たず。。

汲んですぐのお水を飲んでみると、とても冷たくて、とても美味しく感じました。

今ここで飲んでいる水は、自分が生まれる前に降り積もった雨雪だったのかも…と思うのもまたロマンでした。

約3・6リットル分のお水をお家に持って帰りましたが、親を含めて1日で飲み終えてしまいました。

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専門的な知識がない立場なのを前提としますが…、

人は半分以上が水分で、
果てしない細胞ひとつひとつにも水分があり、体にはとても重要なものだそうです。

「お茶を飲んでいるから大丈夫」「汗かかないから大丈夫」…ではなく、何より「お水」を飲む事が大切なのだと聞いたことがあります。

聞いたことがあるだけですし、摂りすぎもよくないのかも知れませんが。

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羊蹄山を見上げ、そこから湧き出た自然の恵みと力がたっぷりの水を頂き、
命の糧にすることは、何となく体が清まった気がしました。


皆様ははお水を、飲んでいますでしょうか


画像も多く、私事でしたが、最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました。