Hayuki’s diary

人との関わりにくさ、生きにくさや闇を抱え、ACODの自覚があります。猫好き札幌人「はゆき」と申します。

ストローク。



<2016年2月3日(水)writing>





雪だるまさん達の活発な季節。



2015年後半からびっちりとお仕事が続いてくれていて、毎日疲れてはいても、幸せな日々でした。

でも、2月真ん中で一旦落ち着きそう。

そして3月は空いてしまうのだけど、何とか…別の仕分け仕事などが何とかありそうで、本当に胸をなでおろしているところです。

声をかけてもらえる、所長には感謝…。



新しい生活になって10ヶ月、そして今は冬という季節柄を言い訳に、お仕事以外では出歩く事も少なくなってきました。



日祝休みで連休もないことも多いので、近所のパン屋さんとコンビニくらい。

でもこれはこれでいい。

びっちりお仕事があった方が生活経済、それに何より精神面にとって有り難いもの。

今日1日どんなニュースがあったのかも、さして知らずに過ごせるような、そんな仕事の毎日の方がずっといい。



1日ぼーっとして過ごすだけで、すっかり顔も体も心もむくみ、鬱々悶々とした引きこもりの自分に戻ってしまいます。

本当に、恐ろしいです。

不安は消えません。



働いているほうが、ずっといい。

ずっと、ずうっと、びっちりあればいいのに。

この先を思うと、やっぱり同じ仕事が継続してあることが、一番なのだけど…。



お仕事帰りは決まってコンビニでホットコーヒーを買うのですが、かわいいお若い店員さんが、こんにちはと言ってくれるようになった。



笑顔が素敵で愛想もよくて、大変なお仕事なのに、本当に素敵です。



他にも、私がレジ前に歩み寄ると、ホットコーヒーのカップに手を伸ばしてスタンバイするようになった店員さんも。

「今日は(サイズ)どっちですか?」「あ、今日は大きいのにします」なんて会話だけで成り立ったり。



帰り道に同じコンビニがいくつかあっても、最終的には店員さんやお店の雰囲気で足が向くものだなと思います。



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それから近所の小さなパン屋さん。

店主さんがとても物腰柔らかで素敵。

こんにちはと挨拶してくれるようになり、今日は寒いですね4月に引っ越してきたんです、などなど、ちょこちょこ言葉を交わすようにもなりました。



パンも美味しくて、すっかりお気に入り。

店主さんが既婚者なのがちょっと残念だけど(おい)



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時折ヒトカラで行く近所のカラオケ屋さんも、以前仕事が早く終わってしまい、午後にふらっと立ち寄ったことがありました。

時間的に不安で、「(1人だけど)空いてますかね…」と会員カードを差し出すと、そのカードを見ることなくいつもの店員のお兄さん、

「あ、いつも2階の…ええっと、ライブダムでしたよね」

と顔パスな始末。



そこまで頻繁に行ってないはずだぞ。

ちょっと恥ずかしかったけれど、新しい町で、あちこちのお店で、些細でも自分の存在を認識してもらえることは、引きこもっていた時には経験のなかったことでした。



むずかゆくて、はずかしくて、あったかくて、うれしい。



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先週のお仕事帰り道では、町内会の雪あかりを見ることができました。

町内会のおばちゃんたちが、お鍋でコトコトさせた、あったかい甘酒をふるまってくれました。



「おつかれさまー。はい、甘酒ね。ホットカルピスと、ココアも向こうにあるからね」

お仕事帰りに飲めた甘酒は、甘くて、ショウガが効いていて、おいしかった。



ちょっとした範囲の、小さなものでしたけど、いいものだなと思いました。





新しい町で、またひとつ季節を感じたところです。



最後までお相手していただきまして、どうもあろがとうございました。