春の歩み。
<2015年4月1日(水)writing>
2月には、半年振りの家に帰り、荷物も引き取り。
見慣れた景色が近付き、家に着き、部屋に入る時、身内と会う時…一体どんな気持ちになるのだろうと思っていました。
あらゆる別れに耐えられなくなり、嗚咽するのだろうかと。
あれこれ想いましたが、いざその時を迎え、はっきりとしました。
ここは私が安らげる場所じゃなかったんだった。
私が帰れる家は今、ここじゃない。
やっぱり無理だ。
涙も出なかったし、早く家から出たかった。
気持ちは変わってゆくのだろうけれど、今の自分の心が解り、以前よりはすっきりとした気持ちです。
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時が流れてゆくこと。
皆が平等に年を重ねていくこと。
この先、独りになってゆくこと。
この先がどうなってゆくのか見えない不安。
誰にもきっとある、あのえもいわれぬ不安と心細さの大波。
一気に沢山の問題を手元に寄せ集めると、もうどうにかなってしまいそうになるこの気持ち。
私は、朝方、早朝にそれがよく襲ってきます。
3月には氏の変更手続きも終え、住まいも決まり、7ヶ月の居候生活も、いよいよ来週にはさよならです。
これからまた、慣れぬ生活のスタート。
私のお部屋は4畳半にした。
でも押入れもちゃんとあるからいいの。
不安と心細さ、そして楽しみ。
学校や職場、そして些細でも、日々の生活ひとつ。
濃淡の差はあれど、変化の季節。
みなさまの春がどうか、ゆっくりぽかぽか訪れますように。
最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました。