心惑い。
<2016年8月7日(日)writing>
半月前から何だか何でか、うまく眠れていませんでした。
浅いのかな。
せっかくのお休み前夜の就寝中も、逃げ出す前の生活の際、自分が苦痛だった生活音が聞こえた気がして、「そっち(前の家)じゃない、今は○○(今の住まい)に居るんだから、こっちに居るから…!」と、自分に言い聞かせ、こちらへと引き戻すように夢現で必死に口にしながら、覚醒していました。
まだ付き纏います。
最近は多少暑さで寝苦しい夜があっても、苦なく眠れていると思う。
仕事も、作業をしながら今後の事もよぎる頻度が増えたものの、
(立ち仕事で、個人で黙々作業がいいな、今みたいな)
(9-17で、日祝休みっていいな、今みたいに)
と、自分が今望む環境や条件を思い浮かべる時、結局「今みたいな」となってしまい、つくづく歯痒い思いになります。
札幌もそれなりに30℃前後と夏らしくなってきた中、先日は今工程の総仕上げで倉庫の冷房なしスペースでの作業。
みんなタオルや保冷剤でがんばる。暑い、暑い、と言いながらがんばる。
私も目の周りのマスカラがにじみながら、がんばる。
でも、働いた!がんばった!と思える。
「汗水垂らして働いた」と思えた。
休憩中に、コンタクトのことで眼科に電話をして、休憩室に行くのが遅れた。
遅れて休憩室に入ろうとすると、いつもの仲間が一斉に私を見ていました。
「なーに、電話してたの」
みんなこっち見てるのが可笑しくて、何だか嬉しかった。
基本、人の視線は怖く、ビクビク目を伏せている方なのだけど、少しは気心も知れてきた仲間だから、余裕を持てるようにもなってきた。
コンタクトにして、みんなの顔もはっきり見えるのが嬉しい。
この前の早上がりも、いつものメンバー5人でお茶。
そしてまた数日休みなのだけど…お休み中に5人でごはん食べに行く。
仕事外でこんなに会うのは、今の職場・メンバーが初めて。
こんなふうに、今の職場に対する愛着も強くなりつつ。
でも、今の環境の居心地がいいから、良いところしか見ないようにしているのかも知れません。
私は、今を変えたくないしがみつきから、今が幸せだ、恵まれているのだ、と言い聞かせ、自分をごまかしてしまうと感じることがあります。
過去も、物音や変化にビクビクしつつ一日中引きこもり、それでも何事もなかった一日の無事に幸せを言い聞かせていたものです。
怯えるように、無事で平穏で幸せです、ありがとうございます、と祈っていたものです。
雨風凌げる屋根のある家だとか、布団で寝られるだとかの幸せは本当だったかも知れないけれど、私が感じていた幸せは、ホントの幸せではなかった。
今も、私にとってのホントの幸せが何なのかはわかりません。
仕事も、揺れながら過ごしては居ますが、揺れようが考えようが、その時は来るのだろうと、前向きな気持ちでは決してなく、案じ怯えながら、そんなことを考えるしかない現在です。
ただただ願い、言えることはひとつ。
働きたい、働いていたい。
ほっと仕事を終えて、帰る場所に苦痛を感じず、こんな風に、通勤で季節を感じながら。
働いていたいのです。
吐き出し日記でしたが、最後まで読んで下さって、ありがとうございました。