夏のよもやま。
<2016年8月8日(月)writing>
短い夏、心底とは言えないまでも、それなりに、ささやかに、味わっています。
今の住まいは、とても程よいところから、線路を走る汽車の音が聞こえます。
近過ぎず、程よく、シャーーと元気が良かったり、ガタンゴトンとゆっくりだったり。
夏の夜はそれらが心地よく、どこか切なく感じたりします。
おトイレの100円シンプルカレンダーに、毎月落書きをしています。
8月は「ひまわりきらきら、スイカおいしいね」の巻です。
30℃前後になると食べたくなります。やっぱりね。がりがり。
今年は急に牛乳寒天が食べたくなりました。
水200cc・砂糖50g・牛乳300cc・粉寒天4gで、大変おいしくできました。
昨日の夜ご飯は、町内の夏まつりセットでした。
ちゃんこちゃんこのお囃子に焼き鳥の匂い。
この先もずっと変わらないでいて欲しい、夏の風情です。
個人的に、夏の楽しみの定番になっているのが、岩合光昭さんの写真展です。
今2016年は『ふるさとのねこ』が、札幌三越さんで8/2〜8/14開催。
早速行ってきました。
地下のヒロシ広場からのウインドウだけでもう、心踊ります。
津軽の春夏秋冬ごとにブースが別れており、リンゴの実りと共に子猫の成長、農家さんとネコとの生活が写し出されていました。
岩合さんの写真を見ていると、ただならない魅力と美しさに、涙が出そうになるような、ひとつの物語を見ているような気持ちになります。
厳しい四季の中でもたくましく、生き生き生きているネコたちの姿は、どれも美しかったです。
ネコって何てこんなに美しいの…とため息が出ます。
個人的にも北国育ちなので、津軽の四季にも親近感を持ちましたし、写真展を見ているうちに、りんごが食べたくなりました。
写真集も勿論良いですが、大きいパネルと空間で見る、写真展ならではの感動も、ひとしおです。
大変良い時間でした。
帰りはアカプラへ。
『さっぽろ八月祭2016』という新しいイベントもちらっと覗いてみました。
小規模ながらこじゃれていて、参加型のおまつりという印象でした。
幕と店名がミスマッチなのがまたいい。
北1西1、創成川のところ、ずっと工事しているけれど、
クレーンがいっぱいでカッコイイです。
ビッセで親が買いました。
改めて食べると、おいしい。
写真展を見た後は、愛しさ倍増。
うらちゃんみたいに色白ではないけれど、若さと美しさではうちもなかなかな、ねこ界の吉永小百合だとおもう。飼い主バカ。
岩合さんになったつもりで「いいこだね〜」と声をかけるも、
いつものように寝ネコパンチ。
こんにゃろうめ。
それでもいいの。大好きよ。
皆様の夏も健やかに、お過ごし下さい。
よもやまお付き合い、最後までどうもありがとうございました。
暑中お見舞い 申し上げます。