10月26日(木)北海道が揺れた日
もっと早く書きたかったのですが、26日(木)は0時半に帰宅後、日本一の美酒(冷蔵庫にビールはありませんでしたし、自分で買うお金も無く……お料理に使う日本酒をこっそり…orz)をぐいぐい頂いてしまい、日記を書けずでした。
その後も体が重く、早々に床に着きました。
何を書けばいいのか、胸がいっぱいで言葉が見付かりません。
まずは、日本一おめでとうですね。
日本シリーズ第5戦、10月26日(木)は、開場間も無くの時刻に札幌ドームに辿り着けました。
周囲の木々はすでに紅葉が始まっており、加えて日の入り間近で、全ての景色が黄昏色に染まっていました。
いつも見ていたのはアルミホイルのような、シルバーにキラキラと輝く札幌ドームでしたが、この日は何とも、黄金色に輝いているように見えました。
こんな時期に、まさか野球が見られるだなんて…とまたジーンとしながらも、札幌ドーム内に入りました。
ドームに行きたかった、でも行けなかった、という北海道、そして全国のハムファンさんの方の想いも、私なりに常に感じて、ドーム内一歩一歩を踏み入れた次第です。
試合までまだ1時間近くある札幌ドームのフロア内は、人を掻き分けしていかないと歩けない人混みでした。
そんな人混みを見たり、札幌ドーム内のいつもの景色を今日見る事ができたり、球場内に入れば、鮮やかな人工芝とダイヤモンドを見られる事など…。
色々な気持ちが入り混じって、全てにおいて感無量の想いでした。
何だかもう、試合前からいつでも泣ける状態でした。
今まで普通に見てきたはずの風景が、こんなにも違って見えるのは、やはりドームだけではなく、北海道全て、そして全国のハムファンさんの「気」が、いつもと違ったのかなと…感じさせられました。
ここからはいくつかの画像と共に26日(木)の様子を振り返ってみたいと思います。
画像が多い為、開くまでに時間が掛かるかも知れません。申し訳ございません。
ドーム内のカーネルおじさんも、ファイターズを応援してくれていました。
座席はホームベースと3塁ベースの中間で、後ろから2列目でした。
そして、最初で最後の「SHINJO BOX」をご馳走になりました。
札幌ドーム限定発売のお弁当で、数ヶ月前から販売していました。
通常の球場弁当の相場は600円〜1000円ほどの中「SHINJO BOX」は1200円と、通常より高めなのですが、いつも完売するほどの人気でした。
新庄選手のふるさとである福岡にちなんだ明太子が入ったパスタと「ハム」が入った「明太スパカップ」や、新庄選手が好きなコーヒーとイチゴを使ったコーヒーゼリーなどが入っています。
にんじんでかたどられた「1」がかわゆいでした。
味も美味しかったです。
空き箱もお家に持ち帰って、カップも洗って、お部屋に飾りたいと思います。
日本シリーズをテレビ観戦していた際に、テレビ朝日系列の放送日で、球場内を上からグル〜っと旋回するように、客席と球場を映しているシーンがあり、とても感動していました。
普段のシーズン中はあんな凝った撮影はしていなかったのに…さすが日本シリーズ、全国放送用だなぁと感激しつつ、どのように撮影しているかが気になっていました。
そしてこの日、そのカメラを発見できました。
なるほど。「ロープウェイ」方式でした。
一本の綱のようなものが張ってあり、そこにカメラが吊ってあり、結構な速度で行ったり来たりの往復を、常にしていました。
すごーい。おもしろーい。CHAGE&ASKAのコンサート映像みた〜い♪あぁ…チャゲとアスカに会いたいなぁ…。お金かけてるわぁ(?)。なんて、再び感動しました。
試合前に斉唱される国歌も、今回は陸上自衛隊さんの生演奏なのも感動しました。
なかなか国歌を生演奏で耳にする機会も、私にとっては稀であり、これも良い経験でした。
とても素晴らしい演奏で、生演奏独特の臨場感溢れる音色でした。
試合前に流れるBGMにもぞくぞくと鳥肌が立ちました。
通常の試合観戦でも耳にする音楽なのですが、今回はやはり、何を取り上げても感動の要素が、心に山程詰まっていたのだと思います。
声援も含めて、シーズンとは違う空気が、札幌ドームにありました。
試合はまさに、1球1球に固唾を呑む思いで、時には祈るように、時には心からの拍手を贈り、応援させて頂きました。
ドーム以外でも、テレビ、そしてパブリック・ビューイング等で、道内・全国各地で応援されていた10人目の選手達の声も、ドームに届いているようでした。いえ、届いていました。確実に。
同時に、中日さんの応援も力強く素晴らしかったです。決して敵地でも負けていませんでした。
稲葉選手がHRを打った時、「もう決まった…」と脳裏をよぎってしまい、感極まって涙ぐんでしまいました。
そして最後の打席になってしまう新庄選手には…もう、沢山の方々が涙したのでしょうね。
私も必至に涙をこらえていました。
ヒルマン監督そのもので、「シンジラレナ〜イ」日本一で、何だか夢のような思いです。
日本一セレモニーの際も、一部ドラゴンズファンさんが残ってくださったのも、とても感動致しました。
どうもありがとうございました。感動させられました。
通常の試合でも、試合が終わると盛り上げてくれた応援団の方達を中心に、外野席一部で応援歌や稲葉ジャンプをしながらの「二次会」があり楽しいのですが、この日の「二次会」は言うまでもなく、いつもより人が凄かったです。
応援の指揮を執って下さる、オレンジのハッピを身にまとった「闘将会」の皆様、今年一年お疲れ様でした。
そして、どうもありがとうございました。
おまけ画像ですが…、「二次会」の際、稲葉ジャンプをピョンピョンしながらあっちこっち移動していたら、ドーム手すりのパイプに膝を強打してしまいました…子供か…?
痛いです…。
いろっぽさウッフーンの欠片もない足でごめんなさい…。
シャワーの水もはじかない足です。
画像は以上です。
長々観てくださって、どうもありがとうございました。
それにしても…。今年は約10回以上の野球観戦をさせて頂きました。
…実の所その内全てが、勝利試合だったのです。
細かく言うと、一度だけ負けた試合があったのですが、その試合は、延長戦で22時を過ぎており、帰らなければいけない状況でした。
あれですよあれ。
野球を熟知されておられる方には御存知かと思いますが、交流戦での巨人戦で、最終回までハムさんが勝っていたのに、9回2アウトで二岡さんが同点HRを打っちゃった、あの試合でした。
あの試合だけ途中で帰ってしまったので、今年は、負けた瞬間を札幌ドームで見た事がありませんでした。
私ってすごいんでないべか。
これはヒルマン監督から試合にご招待して頂かなければ。
…なんて調子に乗ったりもしましたが、それだけハムさんが、札幌ドームでの勝率が良かった証拠なのかも知れません。
日本一はチーム全てで勝ち取ったものであるのは勿論の事、テレビではやはり、新庄選手メインの構成が多かった気がしますね。
いつもにこにこしている新庄さんですが、これって…もしも私のような人間だったら、ただヘラヘラしている人になってしまいます。
そう思えないのが新庄さんの笑顔だと思います。
きっと裏では色んな事を思い、考えている方なのでしょうね。きっと。
野球人生後のご自身について、
「夢を持ちたい」「これから自分に何が出来るのか楽しみだ」
という彼の言葉には、耳が痛む思いでした。
「夢なんて探し疲れた。もういい。」「自分に出来るものなんてない」
そう思っている自分とはまさに正反対であり、彼の一端にでも近付けられるような人間になりたいと勉強させられました。
ちょっと元気がなさげだった北海道。
そろそろ始まる今年のカウントダウン。
今年の10大ニュースなども取り上げられる頃ですね。
今年の北海道の10大ニュースのトップは、とても明るい内容になりそうです。
今回のハムさんから沢山の想いを頂いた余り、文章としてまとめる事が大変難しく、ごちゃごちゃな日記となってしまいました。
ファイターズが日本一となった後のリンク元が、大変増えております。
とても驚いています。
ご縁ありまして、来てくださった方、どうもありがとうございます。
同時に、あなたの期待とは違った内容でありました際には、大変申し訳ございません。
しかしながら、最後まで読んで下さった方、お付合い頂きまして恐縮です。
読んで下さいまして、どうもありがとうございました。