手作り「柿の葉茶」。
<2010年7月9日(金)writing>
はゆき家の庭には柿の木があります。
毎年、枝がしなるほどの柿の実が生り、数年前は大きな枝がボッキリと折れてしまった事もありました。
それでも見事過ぎる生命力で、毎年引くくらい、とんでもない数の柿の実となる秋です。
焼酎に漬けて甘柿も良いですが、はゆき家では冬にやってくる、主にヒヨドリやムクドリのごはんとなっています。
そしてこの時期、春〜夏になると、青々とした葉がわっさり。
太陽の恵みをたっぷり含んだこの葉っぱ、有効に使えないだろうか…と今年こそ「柿の葉茶」を作ってみる事に。
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市販もしている「柿の葉茶」。
わざわざ製造・販売しているという事は体に良くないワケがないと調べてみますと、
柿の葉っぱには、緑茶の20倍らしい量のビタミンCをはじめ、 肌や体内に都合のよい成分がたっぷり含まれているようです。
高血圧や動脈硬化にもよろしいですとか、ノンカフェインのため、妊婦さんにもおすすめ(お医者さんに相談してからの方が良いですが)なのだとか。
詳しく知りたい方は「柿の葉茶」関連を検索していただければ、もっと専門的な知識が得られると思います。
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早速、はゆき自家製「柿の葉茶」作りスタート。
葉の収穫に適しているのは5月〜6月らしいのですが、ギリギリ6月30日に葉を収穫。
虫にびくびくしながら、慣れない動きで何とか葉を収穫。
150枚ほど収穫しました。
収穫した葉をお水につけて、一枚一枚丁寧に洗います。
新品のスポンジを使って、裏表、コツコツ洗いました。
2度、こしこし洗って終了。
こしが痛い。
表面の水分を取って、5ミリ〜1センチくらいに小さくちぎります。
手でちぎった方が、お茶にした時に成分の出が良いらしいので、ハサミなどではなく、手でちぎりました。
細かくちぎるのが大変だったので、ちょっと大きめに…。
収穫した時は「もうちょっと採りたかった」と思っていたのですが、ちぎるのも結構手間がかかりました。
新聞紙に広げて、日光の当たらない、風通しの良い場所で乾燥させます。
時々気付いた時に、手でサラサラ触って混ぜてみました。
1日経過しただけでも、葉っぱが丸まってカサカサしてきました。
乾燥させる目安は4日〜7日くらいとありましたが、
札幌も連日じめじめしているので、扇風機の風をあてながら、7日目に完成としてみました。
こちらが7日目の様子。このあとすぐ飲んでみることに。
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早速「自家製柿の葉茶」を頂いてみました。
茶葉の匂いを嗅いでみると…ザ・はっぱの匂いがする。
ティースプーン2杯くらいを急須に入れて、50℃〜80℃くらいの、ぬるめのお湯を入れます。
ビタミンCが壊れるのを防ぐためです。
新茶のようにきれいな緑色でした。
味は、はっぱ茶。ちょっと青臭い…。
もっと熱いお湯なら飲みやすそうですが、でも、飲めない程ではありませんでした。
あとは紙袋に入れて、乾燥剤があればそれも入れて、日の当たらないところで保存。
続けて軽く2杯くらい飲んだら、あまり使い回さずに捨てるようにしています。
しばらく、緑茶の代わりに飲んでみようと思います。
気になる方へ、参考になれば幸いです。
最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました。