総本山での献血と御神体。
2023年現在、札幌市内には4ヶ所の献血ルームがありますが、
これまでの献血ライフで一度も訪れた事のなかった
「北海道赤十字血液センター」。
ツイッターではしつこく「総本山」と言っていましたが、
けんけつちゃんの長老が居るのだとしつこかったですが。
行ってみたら、そこはやはり総本山でした(何が)。
レポートと言うほどの情報はありませんので、
ちょっとおさんぽに付き合っていただくような気分で…。
お相手いただけたら嬉しいです。
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行きはチュンチュン地下鉄で二十四軒駅へ。
奥まった2番出口の階段をひいひい上がると、
左手に道案内があったので、矢印どおりへ進みます。
きっと生まれて初めて歩く道。
もの珍しくてカメラも大忙し。
和菓子屋さん気になる…。
とても立派なヤナギの木。
本当にこの道で大丈夫なのかな?と心配になってきたところで、また案内が。
二十四軒駅2番出口から10分ほど歩いて 到着しました。
とても大きな建物でした。
きっと北海道の輸血をはじめとする 血液の管理をここで行っているのかと思うと、重みを感じます。
入り口すぐには けんけつちゃんがお出迎え。きゃあきゃあ。
さすが総本山は「ダブル献血」なんてハイレベルな技を薦めてくる。
スリッパに履き替えて、靴はロッカーに入れるシステム。
かばんや上着入れ用のロッカーもあり、双方とも数字を決めてロックするタイプなので鍵はなし。
なのでどこのロッカーに忘れないように…と焦ったのですが、
写真を見返すと、札を取るのかな?
何せもう初めて来るところで、ルーム内も広い。
どこに何があるかうろうろあわあわ非常に怪しくなってしまった。
椅子もあちこち広々とした間隔で、周囲も気にならない距離感で良いです。
一連の流れもサクサクスムーズに進んでいきました。
いつもなら体重やら血管やらと時間がかかる事があるのですが、
とにかくサックサク。
すんなり血小板献血。
ですが2サイクルだった気がする。
時間もいつもより早く終わりました。
白衣とは別に、紺色のパンツとシャツ姿の看護師さんもいらっしゃって。
それがとても不思議な気持ちになりました。
普通の女の子に見えちゃって。
それなのに穿刺をはじめ医療行為ができるギャップの凄さ。
白衣が与える印象って強いですね。
そんな私も衣装ケースの奥底に 捨てられない白衣が眠っています。
医療ではありませんが。
貫禄を出したい時に着ようと思います(やめれ)。
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無事献血を終えると、このルームではちょっと嬉しいことが。
札幌市内のルームではここだけ(2023年現在)、セブンティーンアイスの自販機があります。
けんけつちゃんの長老に「よい血じゃったな」とお褒めいただけますと共に、
黄金のコインをいただけます。
嘘ですスタッフさんにコインをくださいと言います。
1枚コインをくれるので、ひとつお好きなアイスを選ぶことができます!
みなさんならどれにしますか?
私はこちらにしました。
献血を終えた後は、3階の見学エリアへ向かいました。
広大な北海道ブロックの…いやもしかしたら全国の…全てを司る長…御神体…(おい)。
ビッグけんけつちゃん。
うわあ、うわ、うわぁぁと独り興奮してしまいました。
ツルツルじゃなくて、もこもこなのも感激…。
ふにゃふにゃじゃないし、ちゃんと筋肉質←
検査室や血液製剤の調整室なども見学できるようにもなっています。
お昼だったからか、ちょっとさみしい感じ…。
タッチパネルなども作動していなかったので勉強にはらなかったけれど、
それでもやっぱりけんけつちゃんに会えたのが、とても嬉しかったです。
また会える日は来るのかなぁと思いながら…。
やはり行き慣れたルームを好みがちです。
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帰りは汽車(北海道民)で、帰りました。
この辺りは札幌市中央卸売市場や札幌競馬場JRAがある がっちゃりとした地域。
イオンに行きたかったので、鉄工団地通りや高架下を 暑い暑いとぼやきながら歩き、
JR桑園駅へ向かいました。
そしてイオンはメロンだらけであった。
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高校生の献血バスが初めてで。
その後30代にお酒と煙草をやめた事をきっかけに始まった献血ライフ。
拒食で体重が30kg台になり、もう一生献血はできないのかなと思っていたので、
再開できた今、今回の北海道赤十字血液センターに行っておきたいと強く思いました。
成分献血ができるのは札幌市内だけなので(※最後に追記あり※↓)
これで北海道はコンプリート…と言えば聞こえは良い。(追記あり!↓)
誰かに助けになっているかも知れないことを
唯一 感じられるものだから
1度でも多く 残りわずかを過ごしたいです。
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あっっ!
見学エリアって、2階もあったのかな?
2階を見てくるのを忘れた!!
…また、行こうかな( ˊᵕˋ;)
そして旭川にもセブンティーンアイスがあるとか…。
…旭川……なるほど…(遠い目)。
ここまでお付き合いしてくださって本当に長々とごめんなさい。
読んでくださって、本当にどうもありがとうございました。
にゃん。